シャンデリアは100年以上保つ?
耐用年数の実態や長く愛用するポイントを解説
シャンデリアのような高価なお買い物の際に、つい頭をよぎるのが「これは何年後くらいまで使えるものなのか」というお悩みではないでしょうか。意外と知られていないシャンデリアの耐用年数は、シャンデリアのお手入れやメンテナンスを行うことで、より長くすることができます。
当記事では、創業60年ニューヨーク発祥の照明専門店である「河原郁子・シャンデリア東京」が、シャンデリアの耐用年数の実態と、大切なシャンデリアをできるだけ長持ちさせるコツについてご紹介します。
耐用年数とは?
「耐用年数」または「法定耐用年数」とは、ものの価値を時間の経過とともに定義するひとつの考え方です。
家具や家電、照明など、あらゆるものは購入時にもっともフレッシュな状態であり、使用するごとに古くなっていきます。つまりものの価値は一定ではないと考えられ、新しいうちほど価値は高く、古くなっていくと価値は低くなるということができるのです。
例えばシャンデリアにおける耐用年数は、まずシャンデリアが一般的に何年くらい使用できる製品であるかと定義します。その後に、現在は購入から何年目であるかをもとに、現在のそのシャンデリアの価値がどれくらいであるかを算出していくのです。
耐用年数は、「何年くらい使用できるか」を明確化した数値であり、ものの価値をお金で算出する必要がある場合などには「今の価値をいくらと換算するか」を示すことになります。
シャンデリアの耐用年数をお金に換算する例
耐用年数の2つめの役割としてご紹介した、ものの価値をお金で算出する必要がある場合などには「今の価値をいくらと換算するか」を示す、という内容をもう少しご紹介させていただきます。
お金に換算する場合、主なケースには確定申告や年末調整など、収支を国税庁へ申告するシーンが考えられます。
例えば河原郁子・シャンデリア東京から、法人のお客さまが大きなシャンデリアをひとつご購入くださったとしましょう。
こちらのお客さまは、ホテルや宴会場などを展開している法人さまと仮定します。するとビジネスのために必要な装飾用の照明にかかる出費であると説明ができます。この場合、必要経費として国税庁へ申告ができるため、耐用年数をもとに、1年ずつのシャンデリアの価値をお金に換算する必要が出てくるのです。
そうすることで、シャンデリアひとつ分の代金をまるまる一度に収める必要がなくなり、その年の価値に相応しい金額を差し引いていくことができます。
別の例を考えてみましょう。
河原郁子・シャンデリア東京から、今度は個人のお客さまがシャンデリアをひとつご購入くださったとします。こちらのお客さまは、撮影スタジオを営まれており、撮影設備のひとつとしてシャンデリアをご購入くださったと仮定すると、お仕事に必要なものとして説明がつくため、必要経費としてシャンデリアを申告できるようになります。
シャンデリアの耐用年数はどれくらい?
実際のシャンデリアの耐用年数はどれくらいなのでしょうか。
1度お買い物いただいたシャンデリアが何年くらい使えるかという目安である耐用年数。
国税庁が定める耐用年数のリストによると、シャンデリアの耐用年数は建物附属設備のなかの「電気設備」という項目の中に記載されています。こちらの項目では、蓄電池電源設備は6年、その他のものは「15年」と定められています。シャンデリアは蓄電池による設備ではないため、その他の項目に当たると考えられます。
一般に、シャンデリアは15年ほど使用できるということでしょう。
ここで、シャンデリア専門店が考える「注意していただきたい点」をお伝えしますと、この耐用年数は電球や電気設備について述べられている年数であるということです。電気工事が必要となったり、電球を付け替えたりするべきボーダーに、15年程度が目安として考えられるということになります。
つまりシャンデリアの場合は、電球を取り替えたり、電気配線工事を行うなどすれば、シャンデリア本体は充分に稼働可能だといえます。電球が古くなったり、電気がうまくつかなくなってしまうのは当たり前のことですが、これらのメンテナンスや手入れをすればシャンデリアは実質より長年の使用が可能だということです。
「高価な価格で購入したシャンデリアが15年でだめになってしまう」という意味ではないとお考えくださいましたら幸いです。
シャンデリアは長持ちする照明器具!
河原郁子・シャンデリア東京は、シャンデリアは本来、長持ちする照明器具であると考えております。使い方次第で、何世代にもわたり愛用していただける可能性があるのがシャンデリアではないでしょうか。
「シャンデリアは長持ちする照明である」と河原郁子・シャンデリア東京が考えている理由について、
- シャンデリアは修理ができる
- シャンデリアは有機物などの素材を用いて作られている
- アンティーク品のシャンデリアが現存する
の3つの観点で解説します。
シャンデリアは修理ができる
意外と知られていませんが、シャンデリアは実は修理ができる照明器具です。
パーツが欠けてしまったら付け替えができますし、金属の部分がさびてきてしまったらメンテナンスが可能です。そのほか修復が難しそうな修理でも、優秀なスタッフやエンジニアが在籍していれば、修理が可能な場合があります。
電球が切れてしまったのなら付け替えればよいのと同じように、シャンデリアが破損してしまったら、修理を行えばよいのです。
一般のご家庭に取り付けられている「シーリングライト」は、ランプシェードのあたる部分がプラスチックなどでできている場合が多いため、割れてしまったり欠けてしまったりすると修理が難しい場合もありますが、シャンデリアならば修理が可能となるケースが多いです。
実際に河原郁子・シャンデリア東京のお客さまでは、親御さんが大切にされていたシャンデリアの、修理をご希望のお客さまがお問い合わせをくださいます。先祖代々で受け継がれてきた、大切な趣あるシャンデリアをお持ちの方もいらっしゃいますよ。
耐用年数の15年程度で修理が必要な箇所が出てくる場合がありますが、その都度適切に手を加えてあげることで、シャンデリアはとても長持ちする照明器具に生まれ変わるのです。
シャンデリアの寿命がたった15年というわけではありませんので、安心していただけましたら幸いです。
シャンデリアは有機物などの素材を用いて作られている
シャンデリアに使用する素材は、多くが天然に存在するものです。
科学的に合成したものや無機物性の素材では、破損してしまったら新たに手を加えることが難しく、時間が経つにつれて古くなり汚れたりくすんでいってしまうでしょう。しかし、シャンデリアで主に使用する素材には、そのような心配はいりません。
シャンデリアによく使用される素材のひとつに、水晶やクリスタル・ガラスがあります。水晶もクリスタルガラスも天然石や宝石と呼ばれるもので、自然の中で生きて輝く物質です。
プラスチックと比べて見た目が変化することはなく、輝きが落ちていく心配もありません。逆に、宝石である水晶やクリスタル・ガラスは、磨いてメンテナンスしてあげることで、より美しい輝きを取り戻してくれるでしょう。
もしシャンデリアの使用中にかけてしまっても、宝石のカットを整えればよいため、修理が可能です。水晶やクリスタル・ガラスは、さまざまなカットが可能で、カット方法により光の広がり方の変化を楽しむこともできます。
有機物の輝きを存分に発揮する照明であるシャンデリアは、近年増加傾向にあるファスト製造な照明よりも、寿命が長いといえるのではないでしょうか。
アンティーク品のシャンデリアが現存する
シャンデリアは寿命が長く、長期間美しく大切に点灯できることのもっとも大きな証明となるのが、アンティークシャンデリアの存在です。
シャンデリアが誕生したのは、電球が誕生するよりもずっと前であるといわれており、ろうそくが誕生した頃から、シャンデリアの歴史は続いています。そして驚くべきことに、その頃に制作されたものと思われるとても古くて希少なシャンデリアが、世界には現存しているのです。
一般に美術品の世界で「アンティーク」とは、製造から100年以上経過した品物のことを指します。シャンデリアもこちらのアンティーク品に該当する照明が多く現存しており、我々はそのような趣のある照明を「アンティークシャンデリア」と呼んで、区別することがあります。100年以上前に作られたシャンデリアが現在も問題なく美しく点灯しているという事実は、シャンデリアの寿命の長さを照明してくれているといえるでしょう。
100年以上シャンデリアを大切に愛用していただくことは可能であると、当店は自信を持ってお伝えします。
↓↓合わせて読みたい
アンティークシャンデリアの歴史と魅力を徹底解説
河原郁子・シャンデリア東京はシャンデリアの修理が可能な専門店です
河原郁子・シャンデリア東京は、シャンデリアの修理ができる装飾照明専門店です。
創業60周年を迎える当店は、ニューヨーク発祥の照明ブランドです。もっと多くの日本のお客さまに、本物のシャンデリアの美しい輝きを体験していただきたいという理念を大切にして営業しております。
より多くのお客さまにシャンデリアの美しさを体感していただき、日常的に長く楽しんでいただくことを当店の使命と心得て、河原郁子・シャンデリア東京では、主に2つのことに注力しています。
それが、「オーダーメードシャンデリアの製作」と、「シャンデリアのアフターサービスの充実」です。
一度購入いただいたシャンデリアは、多くのお客さまにとってわすれられない大切な品物となるでしょう。夢のような時間を楽しんでいただくための装飾として、できるだけ長く大切にしたいと考えられる方も多いのではないでしょうか。
そうしたお客さまのお気持ちを大切にするために、当店ではシャンデリアのアフターサービスを行っております。修理やメンテナンス、電球の交換まで、幅広いオーダーを承っており、必要に応じてスタッフを派遣できる環境を整えております。
河原郁子・シャンデリア東京では、創業からの60年で培い、受け継いできた技術力で、多くのお客さまのご希望にお応えしております。
一見難しそうに感じられる修理のお問い合わせも、ぜひお気軽にお寄せくださいませ。15年といわず、より長く大切にシャンデリアをご使用いただくためのお手伝いをさせていただきます。
次からは、河原郁子・シャンデリア東京が実際に承ることができる修理のパターンをいくつかご紹介させていただきます。
電気設備や電球に関する修理
まずは電気設備や電球に関する修理です。
シャンデリアの耐用年数が15年と設定されているわけには、電気や電球に関する理由が多く含まれていると考えております。よってシャンデリアの使用時にもっとも多くぶつかりやすいトラブルが、電気設備や電球に関するものとなるのではないでしょうか。
「急にシャンデリアが点灯しなくなってしまった」「電球が切れてしまったけれど交換の仕方が分からない」などのご相談がございましたら、ぜひお気軽に河原郁子・シャンデリア東京へお問い合わせください。
シャンデリアのパーツやモチーフ、デザインの修理
続いて、シャンデリアのデザイン面での修理があります。
電球本体は問題ないものの、シャンデリアの装飾が割れてしまったり、壊れてしまうケースもあるようです。地震などの衝撃によって、パーツの片側が割れてしまったり、どこかの部品が外れてしまったりすることも考えられます。
河原郁子・シャンデリア東京では、このようなシャンデリア本体の修理ももちろん可能です。
デザイナーやエンジニアが社内に在籍している当店では、ほかの企業と提携することなく、社内ですべての作業を行うことができますので、より的確でスピーディーな修理を行わせていただきます。
「壊れてしまったシャンデリアを、照明専門店に見せるのは気まずい」と考えられるお客さまもいらっしゃるようですが、当店では丁寧に状況をヒアリングのうえ、きちんと修理させていただきますのでご安心ください。
当店では、お家や建物に古くから設置されているシャンデリアの修理も承ります。「いつ購入したものかわからないから、修理も難しいかな」とお考えのお客さまも、ぜひ一度河原郁子・シャンデリア東京へお問い合わせいただけないでしょうか。
お悩みのシャンデリアの寿命は、もしかしたらまだまだ先かもしれません。
お客さまの大切なシャンデリアの最高の美しさを取り戻すために、当店のスタッフが力を尽くさせていただきます。
より長年美しく照らすためのメンテナンス
シャンデリアを長く愛用してくださるとメンテナンスが必要となるシーンも出てくるでしょう。
河原郁子・シャンデリア東京では、金属のフレーム部分や、吊り下げている美しいパーツを磨いたり、不調がないかチェックしたりするメンテナンスも行っております。
「修理をするほど困っていないけれど、ちょっと調子を見てもらいたい」などというケースも歓迎しておりますので、より長く大切にシャンデリアを愛用いただくために、よろしければぜひ、当店のメンテナンスサービスをご利用くださいませ。
シャンデリアが気になる方は河原郁子・シャンデリア東京ショールームもチェック
耐用年数について調べたいと思ったお客さまの多くは、「シャンデリアってどれくらいの年数持つのかな」と疑問に思われたお客さまではないでしょうか。
実際に前向きな購入を検討し始めたのなら、保ちが気になるのも当然のことと存じます。シャンデリアは決して安価な品物ではありませんので、「できるだけ長く大切に使いたい」と思われる方も多いでしょう。
河原郁子・シャンデリア東京は、本物のシャンデリアの輝きを心から多くのお客さまに楽しんでいただきたいと考えております照明器具の専門店です。
実際にシャンデリアをみてから好みのアイテムを選びたいお客さまや、シャンデリアを比較しながらスタッフに質問をされたいお客さまのために、適切な場をご用意しております。
河原郁子・シャンデリア東京のショールームは、スタッフのヒアリングや、300点以上の手作りシャンデリア飲み比べができる豪華な空間です。日本国内最大級の照明器具専用ショールームで、お客さまの「シャンデリアが欲しい」という夢を現実のものといたしませんか?
ぜひ当店ショールームをご活用いただけましたら幸いです。
耐用年数と減価償却についてもっと知りたいお客さまへ
耐用年数をもとに価値をお金で算出し、税金や会費の支払いをする「減価償却」についてもっと知りたいお客さまもいらっしゃることでしょう。
もしシャンデリアの購入を前向きにお考えでしたら、ヒアリングやショールームのご来店の際に、河原郁子・シャンデリア東京のスタッフがシャンデリア専門店としての知見をお話しさせていただきます。減価償却について不安のある方はぜひ、併せてお問い合わせくださいませ。
シャンデリアなどの器具の対価年数と減価償却については、国税庁のホームページにて、減価償却についてより詳しい内容が紹介されています。お急ぎのお客さまはそちらをご参照くださいませ。
耐用年数は15年、寿命は100年以上のシャンデリアなら当店
シャンデリアの耐用年数が15年と聞いて「短いな」と感じたお客さまはいらっしゃいませんか?
当記事では、河原郁子・シャンデリア東京のスタッフがシャンデリアの対価年数に関する実態を解説してまいりました。実は15年以上たっぷりと使用でき、100年長持ちさせることも可能なシャンデリア。実際に、長く大切にお好みの商品を愛用されているお客さまも多くいらっしゃいます。
耐用年数を上回るシャンデリアの愛用をご希望のお客さまは、ぜひ当記事でご紹介いたしました内容をご参考にされてください。シャンデリア作り60年の河原郁子・シャンデリア東京が、自信を持ってお伝えしている内容でございます。
多くのお客さまに、より長く大切に、美しいシャンデリアをご愛用いただくために、当店は今後とも力を尽くしてまいります。修理やメンテナンス、アンティーク的使用を視野に入れたシャンデリアの購入は、ぜひ河原郁子・シャンデリア東京へお問い合わせくださいませ。
当店スタッフ一同、シャンデリアを大切にしてくださるお客さまからのお問い合わせをお待ちしております。
河原郁子・シャンデリア東京
河原郁子・デザイン・ニューヨーク
河原郁子・シャンデリア東京は、1964年にニューヨークで創業した老舗の特注シャンデリア専門店です。世界中から高い評価を受けており、世界に一つだけのカスタムメイドシャンデリアにこだわっています。
法人企業様から個人オーナー様まで、幅広い顧客層に合わせたシャンデリアのデザイン・製作を行っています。また、シャンデリアの取り付けや修理、クリーニングも請け負っています。
河原郁子・シャンデリア東京のショールームには、常に300点以上のオリジナルシャンデリアが展示販売されています。熟練のエンジニアが屈折率、反射率、カットなど全てを計算し尽くして作られたシャンデリアは、他社とは輝きがが違うと好評です。
河原郁子・シャンデリア東京は、これまでに東京ディズニーシーやユニバーサルスタジオ、リッツカールトンホテルシンガポールなど、数多くの有名施設にシャンデリアを納品しているシャンデリア業界のパイオニアです。