和室を美しくするなら「シャンデリア」がおすすめ?意外な組み合わせの実態に迫る
和室は、大切に継承していきたい日本文化のひとつです。ご自宅に和室がある建物も減ってきている今、和室の活用方法にお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。せっかくご自宅に和室があるのなら、ぜひ美しくコーディネートしてみませんか。
今風の空間を作り上げるならシャンデリアを取り付けるのもおすすめです。ちょっぴり意外な組み合わせの和室とシャンデリアについて、照明専門店の「河原郁子・シャンデリア東京」が徹底検証していきます。
和室にシャンデリアを取り付けると
よく知られている伝統的なシャンデリアは、和室とはなかなかイメージが合いにくいかもしれません。しかし近年では、和室が近代風に変化しているのと同じように、シャンデリアもより新しい形のデザインが誕生しています。
「モダンシャンデリア」といわれる近代的なシャンデリアの中には、和のエッセンスを取り入れた、美しくしとやかなシャンデリアもございますよ。
和風のシャンデリアをご自宅の和室に取り入れれば、茶室や古民家カフェのような美しい空間が仕上がると思いませんか。
和室空間の特徴
本来、和室はお茶を点てたり、お花を生けたりと「道」という言葉が使われる文化芸術の場に使用されるのが一般的です。
ご自宅内に和室をお持ちの場合は、お客さまをお通しする場にしたり、お茶やおやつをたしなむ場にしたり、寝室にしたりと、ご家庭によって使用方法が異なるでしょう。しかし、多くの方がシンプルでゆったりとした空間として和室を活用されているのではないでしょうか。
当記事では、日常生活になじむように落とし込んだ形で和室をより美しく有効的に活用することを目標とし、和室へシャンデリアを取り入れる方法を検証を行っていきたいと思います。
和室にシャンデリアを取り付けるメリットとデメリット
ご自宅の和室に和風のシャンデリアを入れた場合、どのような変化が現れるのでしょうか。
シャンデリア専門店が、メリットとデメリットに分けて3項目ずつ考えられる状況をピックアップしました。和室をお持ちのお客さまはぜひご覧ください。
和室にシャンデリアを取り付けるメリット
和室にシャンデリアを取り付けることのメリットには、次のようなものが考えられます。
- 和室空間をより美しくアップグレードしてくれる
- 独自のインテリアが仕上がる
- モダンにアップデートできる
畳や襖があり、ある程度の型が決まっている和室を、新しい要素を取り入れてより美しくしたいならシャンデリアが適切といえるでしょう。
ほかの和室にはない独自なインテリアに仕上げるほか、和モダンな空間にアップデートも可能です。
和室にシャンデリアを取り付けるデメリット
一方で、和室にシャンデリアを取り付けることのデメリットには、次のようなものが考えられます。
- 特殊なシャンデリアを選ぶことになるケースが多い
- 取り付けや取り外しに工事が必要な場合がある
- お手入れやお掃除が大変
和室にシャンデリアを取り付けるなら、洋室用のシャンデリアとは違うアイテムを選ぶことになるでしょう。
和風シャンデリア、モダンシャンデリアなどと呼ばれる特殊なシャンデリアを探すことになるため、商品探しに時間がかかり、取り付けや取り外しの工事が必要となるケースも多く、お手入れに関する特別な気配りが必要になる場合もあります。
しかし独特でレアなシャンデリアを取り入れるぶんだけ、愛着の湧く自分だけのシャンデリアを探すことができるのは大きな魅力といえるでしょう。
ご自宅の和室を、あなたならではのアイデアで美しく照らしてみてはいかがでしょうか。
和室に設置するシャンデリアを選ぶ際の注意点
和室にシャンデリアを取り付ける場合、ご自宅ごとの和室の使用シーンを想像しながら、具体的な商品を選んでいきませんか。
創業60年を迎えるシャンデリア専門店の河原郁子・シャンデリア東京は、和室に設置するシャンデリアを作成、納品した経歴もございます。過去の実績をもとに、ぜひ注意していただきたいと考えているポイントが3つございますのでご紹介させていただきます。
次の見出しからは、和室にシャンデリアをお迎えする際の注意点について
- 希望の明るさを検討しておく
- 和室の内装に使用されている素材を確認する
- 設置する場所を先に仮決定しておく
の順に解説していきますので、ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。
希望の明るさを検討しておく
照明の明るさは、室内の雰囲気にも直結します。どれくらいの明るさで和室を照らしたいのか一度考えてみると、より適切なシャンデリアをお迎えできますよ。
まずは現在取り付けている照明や、シーリングライトの明かりを観察してみましょう。そしていまよりも明るくしたいのか、暗めで落ち着いた和室にしたいのか考えてみてはいかがでしょうか。
シャンデリアをお迎えする場合、電球の数が商品ごとに幅広く、明るさを自由自在に選べるようになります。ぜひ和室に欲しい明るさを検討し、希望にあった光源を取り入れましょう。
さらにご自宅の和室を美しく照らすためには、電球の色温度にも注目してみませんか。
オレンジっぽい灯りや黄色がかった灯り、白色の電球など、明るさだけでなく色味にも気を配ると、より好みの和室空間をカスタマイズできるようになります。
和室の内装に使用されている素材を確認する
和室には和のエッセンスを取り入れられているシャンデリアがおすすめだとご説明しました。
和の雰囲気を演出する素材として、シャンデリアにはさまざまな素材が使用されます。内装とマッチしたシャンデリアを購入するためには、似た素材や似た色合いのシャンデリアを選ぶのがおすすめです。
ご自宅の一室ではありますが、和室に使用されているものや、現在和室のインテリアとして導入しているものにどのような素材が使用されているのか、確認しておくとよいでしょう。
改めて観察することで、新しい発見があるかもしれません。
設置する場所を先に仮決定しておく
お客さまがシャンデリアを選ぶ際にありがちなのが、まずシャンデリア探しを行ってしまう点にあります。
実は河原郁子・シャンデリア東京では、シャンデリアをお迎えするにあたり、照明を探すよりも先にシャンデリアの設置場所を検討することをおすすめしております。
- シャンデリア探しを先に行う場合
- シャンデリアの設置場所を先に検討する場合
それぞれの手順をシミュレートしてみますので、参考までにご覧ください。
シャンデリア探しを先に行う場合
まずは、気になるデザインや大きさをしたシャンデリアをリサーチします。
河原郁子・シャンデリア東京のような装飾照明の専門店にお越しいただいたり、インターネットを活用して好みのシャンデリアを選んでいただいたりなどと、さまざまな方法でシャンデリアを購入、またはカスタムメイドで作成を行います。無事に好みのシャンデリアをお迎えできたと仮定しましょう。
いざご自宅へ持ち帰った際、この手順では、何らかの不具合が生じやすいと考えられます。
例えば思っていた場所にシャンデリアの取り付けパーツがなかったり、家具や日用品との位置関係が悪く、日常生活における動線を阻害してしまう可能性があります。シャンデリアを和室の天井に設置してみてから、はじめてシャンデリアデザインと和室インテリアのミスマッチに気がつくこともあるかもしれません。
最悪の場合は、せっかく気に入って購入したものの、結局吊るすことを諦めなくてはいけなくなるでしょう。
先にシャンデリアを探してしまうと、ついシャンデリア本体にばかり目が入ってしまうため、段取りが悪くなってしまう可能性があります。
シャンデリアの設置場所を先に検討する場合
ふたつめのシュミレートをしてみましょう。
こちらのケースでは、まず和室内のどこにシャンデリアを吊り下げたいのか候補を考えます。主に天井の中心部分になるかと考えられますが、もちろん別の場所を希望しても構いません。この場合、設置場所候補を1箇所に絞れなくてもことができなくても大丈夫ですよ。
周囲の家具の配置や天井の高さと自分の身長の関係性、普段よく座る場所と向きなど、細かなことを気にしながら設置場所を検討すると、より現実的なシャンデリア選びに役立ちてることができます。
重視すべきポイントは、「和室とシャンデリアの組み合わせ」について考えることです。
あわせてご自宅の和室の天井強度も確認しておくことがおすすめですよ。
シャンデリアの設置場所をもとに、大きさや重さ、照明量などを絞り込みながら理想のシャンデリアを選ぶことができる手順を踏めば、よりスムーズに、満足いきやすいシャンデリア選びをしていただけるのではないかと当店は考えております。
和室にシャンデリアを取り付ける手段は3パターン
「和室とシャンデリアの組み合わせ」を考えるにあたり、もうひとつ重要なことがあります。それが、実際のシャンデリアの取り付け方です。
みなさまは、ご自宅の和室の照明がどのように取り付けてあるのかご存知ですか。
和室用のシャンデリアを購入したならば、現在埋め込んでいるシーリングライトを取り外してシャンデリアを取り付けることになるケースが多いと考えられます。よってシーリングライトが取り付けてある手段に適したシャンデリアを探すと、追加パーツの購入や別途工事の手間を減らしてよりスムーズにシャンデリアが取り付けられるようになりますよ。
一般のご家庭に取り付けているシーリングライトは「引掛シーリング」または「引掛ローゼット」という仕組みを活用して設置されている可能性が高いです。シャンデリアもこのいずれかの方法で吊り下げられますが、それぞれに対応している重量が異なるため、注意が必要です。
そのほか和室の天井とシャンデリアを電気工事でつなぐ「直配線」という方法もありますよ。
河原郁子・シャンデリア東京では、3つの取り付け方法によって、具体的にどのような違いが出てくるのかを詳しく解説した記事をご用意しております。和室にシャンデリアを取り付ける方法について事前にきちんと確認をしておきたいお客さまは、ぜひご一読くださいませ。
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和室におすすめのシャンデリアの種類を紹介
当記事では「和室とシャンデリアの組み合わせ」を考える重要性についてさまざまな観点からご紹介してきました。
いざ和室にシャンデリアをお迎えしたいお客さまにとって、もっとも気になる点は和風なシャンデリアのデザインではないでしょうか。
「和風シャンデリアって、実際にどのようなアイテムがあるの?」とお考えの方に向けて、まずは和風シャンデリアによくある特徴を3点ご紹介します。
和紙を使用した和風シャンデリア
日本三代和紙と呼ばれる「美濃和紙」「越前和紙」「」をはじめとして、日本には各地で伝承される和紙があります。和紙は日本が誇るべきプロダクトのひとつで、世界からの注目度も高い素材です。
河原郁子・シャンデリア東京をはじめとする国内外の照明専門店は、和のエッセンスを取り入れた装飾照明に和紙を使用する場合がございます。
ランプシェードの部分に和紙を用いて、灯りが趣のある透け方をする電球を、あなたも一度どこかで目にしたことがあるかもしれません。
和紙をシェードに使用しているというのは、和風シャンデリアのよくある特徴にあたります。
また和室に飾るシャンデリアを探す場合も、和紙シェードの照明は相性がよいと考えられます。なぜなら和室には、襖や掛け軸など、和紙を使用している何かが取り入れられているケースが多いからです。
和風シャンデリアの王道デザインのひとつであり、和室空間と美しく調和する可能性が高い和紙シェードのシャンデリアを、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
竹や木を使用した和風シャンデリア
和紙と同様に、和のエッセンスとしてシャンデリアに使用されるのが、竹や木です。こちらはシェードを張ったり、モチーフを吊り下げたりするフレームとして使用されることが多いですが、なかには竹や木を削って飾りとするタイプの和風シャンデリアもございます。
竹や木は、家具などご自宅内でもよく目にする素材です。実は想像以上に活動の場が広く、シャンデリアにおいてもさまざまな使われ方をするという特徴があります。
竹や木のみを使用しているシンプルなシャンデリアは、自然のあたたかさを感じられるでしょう。一方で竹や木にガラスやクリスタルを組み合わせたシャンデリアなら、和と洋の融合がたのしめます。
竹や木を使用したシャンデリアは、活用方法が自在なため、個性が現れます。きっと、見比べてみるのもとても面白いでしょう。
電球が下向きの和風シャンデリア
最後は和風シャンデリアの形についてご紹介します。
通常、西洋のシャンデリアには、上向きのものと下向きのものがございます。上向きならろうそくを立てるように明かりが灯り、下向きなら電球の明かりが溢れるように繊細に散りばめられています。
しかし和風のシャンデリアは、下向きにデザインされているものが多い傾向があります。逆に机や床に置くタイプの装飾照明は、電球が上向きのデザインのものが多いです。
ひとつの目安ではありますが、和の素材を使用した下向きの照明を選ぶと、より和室にマッチしたシャンデリアが探せるかもしれません。
和風シャンデリアをお探しの際は、ぜひシャンデリア全体の向きや方向にも着目してみてはいかがでしょうか。小さな違いに気がつき、面白い発見に出会えるかもしれません。
制作例からセレクト!和室にぴったりなシャンデリアをご紹介!
和風シャンデリアをお探しなら、上で紹介した3つのエッセンスが取り入れられているものを探してみるとよいでしょう。しかしシャンデリアは自由に飾りをたのしめる照明ですので、必ずしもルールの限りではありません。
続いては、創業から60年の間に河原郁子・シャンデリア東京が実際にお作りしたシャンデリアのうち、和室もぴったりな商品をご紹介させていただきます。
「このようなシャンデリアを吊るしたらどんな風に仕上がるかな?」とご想像いただきながら、たのしく見比べていただけましたら幸いです。当店のデザイナーやエンジニアが腕によりをかけて作成いたしました自信作をお披露目いたします。
和室用シャンデリアにおすすめ①「MARIA」
「MARIA (マリア)」はクリスタルをふんだんに使用したシャンデリアとして誕生しました。ふんわりと広がるクリスタルと、電球を囲っているシェードがチャームポイントの照明です。
こちらのシェード部分を和紙などを用いてリメイクすれば、より和室にぴったりのシャンデリアとなるでしょう。
和室用シャンデリアにおすすめ②「FORTUNE」
「FORTUNE (フィーチューン)」は繊細さが魅力のシャンデリアです。
下向きにモチーフを散りばめており、少しオーバーめに線を描くゴールドのモチーフが美しく仕上がっているのではないかと感じております。
透明感あふれる明るいシャンデリアで、このままでもじゅうぶん美しく、和室とも相性がよいのではないかと考えております。一方でより和のテイストを取り入れたいお客さまは、ゴールドを竹や木に変更してもよいでしょう。
和風シャンデリアはオーダーメードもおすすめ!
ご自宅にシャンデリアを飾るなら、実用的で機能面に優れたものを探すのも重要ですが、やはりお気に入りのデザインのシャンデリアをお迎えしていただきたいと当店は考えております。
せっかくなら、毎日眺めてたのしく、点灯するたびに気分が上がるようなお気に入りのシャンデリアが欲しいですよね。しかし既存のシャンデリアから商品探しをするとなると、なかなか制限ができてしまうのが難しいポイントです。サイズも素材も取り付け方法も望みのままの照明を探すのはハードルが高いでしょう。
さらに和風のシャンデリアを探す場合、西洋風のシャンデリアよりも品数が少ないため、好みにぴったりのアイテムと出会える確率はぐっと下がります。
そこで河原郁子・シャンデリア東京がおすすめしたいのが、和風シャンデリアのオーダーメード作成です。
当店にはデザイン担当、電気担当、取り付け担当など、幅広い技術を持ったスタッフが多数在籍しております。そのためにお客さまのご希望に合わせて、いちからシャンデリアをデザインし、作成することが可能です。
何かの見本を見ながら一部を変更したり、サイズを変更したりというご相談も可能ですし、ゼロからご一緒に作り上げる作成も大歓迎でございます。
ご自宅の和室を美しく照らす、世界にひとつだけの和モダンシャンデリアを、当店と作成してみませんか。
デザインにお悩みの場合、より具体的なイメージを練りたい場合には、東京都にございます河原郁子・シャンデリア東京ショールームにご案内させていただくことも可能です。オーダーメードシャンデリアが常時300点以上飾ってある空間で、ご一緒に、より詳細なイメージの追求をしていきませんか。
オーダーメードのご依頼や、オーダーメード作成に関するご質問は、河原郁子・シャンデリアホームページのお問い合わせフォームより受け付けております。
細かなことでも構いません。気になる点がございましたらぜひお気軽にご連絡くださいませ。
和のシャンデリアならカスタムメイドで!河原郁子・シャンデリア東京にお任せ!
当記事では、和室にシャンデリアを飾るなら、どのような点に気を配るとよいのかをご紹介させていただきました。
当記事の内容をご案内いたしました河原郁子・シャンデリア東京は、ニューヨーク発祥の照明専門店です。創設者である河原郁子の理念を大切に、現在は東京都港区に拠点を構えている日本の企業です。
世界のシャンデリア業界のトップに加わる当店は、世界的クオリティと和の目線を持ち合わせております。和室に飾るシャンデリアをお望みでしたら、当店がきっとお客さまのお力になれるのではないでしょうか。
「ご自宅の和室をより美しく飾りたい」「近代的・個性的な和室に憧れる」などとお考えのお客さまは、ぜひ当店へご相談くださいませ。お客さまにとってベストな形の装飾照明をご提案するため、当店スタッフ一同力を合わせてまいります。
お客さまからのお問い合わせを、こころよりお待ちしております。
河原郁子・シャンデリア東京
河原郁子・デザイン・ニューヨーク
河原郁子・シャンデリア東京は、1964年にニューヨークで創業した老舗の特注シャンデリア専門店です。世界中から高い評価を受けており、世界に一つだけのカスタムメイドシャンデリアにこだわっています。
法人企業様から個人オーナー様まで、幅広い顧客層に合わせたシャンデリアのデザイン・製作を行っています。また、シャンデリアの取り付けや修理、クリーニングも請け負っています。
河原郁子・シャンデリア東京のショールームには、常に300点以上のオリジナルシャンデリアが展示販売されています。熟練のエンジニアが屈折率、反射率、カットなど全てを計算し尽くして作られたシャンデリアは、他社とは輝きがが違うと好評です。
河原郁子・シャンデリア東京は、これまでに東京ディズニーシーやユニバーサルスタジオ、リッツカールトンホテルシンガポールなど、数多くの有名施設にシャンデリアを納品しているシャンデリア業界のパイオニアです。