シャンデリアのデザインを選ぶ為のポイントを解説
美しくきらめく装飾的な照明「シャンデリア」に憧れているという方も多いのではないでしょうか。高嶺の花のようなシャンデリアは種類やデザインが豊富で、ひとつひとつが花のような魅力を持っています。
今日記事ではデザイン照明を作り、続けて60年のニューヨーク発祥ブランド「河原郁子・シャンデリア東京」が、シャンデリアのデザインを選ぶ際のおすすめポイントを解説していきます。ぜひ、シャンデリアの美しさとシャンデリア選びのたのしさを知り尽くしている当店のおすすめを参考に、お気に入りのシャンデリアを探してみてくださいね。
シャンデリアのデザインを決める4つのポイント
シャンデリアは古くより人々を美しく照らしてきた装飾照明です。電灯の部分とシェード・モチーフの部分、枠組みをするフレーム部分からでできており、天井から吊るすのが一般的なスタイルであるシャンデリア。
シャンデリアのデザインは世界各国に豊富にありますが、好みのデザインを探すときにはどのような点に着目して照明を比較し、お迎えしたいシャンデリアを決定するとよいのでしょうか。
河原郁子・シャンデリア東京では、シャンデリアを選ぶ際には「種類」「テイスト」「形状」「素材」の4つのポイントに着目していただくのがよいと考えております。シャンデリアの多くは、これらの4つのポイントの組み合わせでできているといっても過言ではないためです。
次からは順にそれぞれの項目を解説していきます。実際のシャンデリアを想像しながら読んでいただけますと幸いです。
シャンデリアのデザインを決めるポイント➀ / 種類
シャンデリアの「種類」とは、使用している素材や、吊り下げ方・飾り方の特徴、誕生した年代ごとの特徴を反映している種類わけのことをさします。
代表的な8つのシャンデリアの種類を紹介します。気になるシャンデリアを探してみてくださいね。
クリスタルシャンデリア
「クリスタルシャンデリア」とは、クリスタルガラスをモチーフ部分の使用したシャンデリアの総称です。キラキラと輝くシャンデリアのパーツ部分に、クリスタル、またはクリスタル・ガラスと呼ばれる原料を使用しています。
シャンデリアには多様な種類がありますが、最もポピュラーな種類といえる、透明のパーツを金や銀の細い金属で繋いだ透明感あふれるシャンデリアを真っ先にイメージする方も多いのではないでしょうか。そうしたスタンダードでクラシックな形を大切に継承しているのが、このクリスタルシャンデリアです。
ホテル、テーマパーク、マンションなど大型施設や大型の建物への取り付けがとくにおすすめの、ゴージャスで華やかなシャンデリアです。
河原郁子・シャンデリア東京の一番人気の商品もクリスタルシャンデリアに当たるものです。そこで当店では、クリスタルシャンデリアの制作をとくに熱心に行い、ご注文者さまへの納入以外に、多くのお客さまに実際に見ていただくためのショールーム用の在庫をご用意しております。
河原郁子・シャンデリア東京のショールームは国内最大級の手作りシャンデリアの展示を行っています。クリスタルシャンデリアも多様なデザインを取り揃えて展示しておりますので、ぜひ一度クリスタルシャンデリアの本物の輝きを見に来ていただけましたら嬉しいです。
ペンダントシャンデリア
「ペンダントシャンデリア」とは、横の広がりよりも縦の広がりを意識したシャンデリアです。ネーミングは「吊り下げて飾る」という意味の英単語「pendant」に由来します。
シャンデリアの多くは天井に取り付け、吊り下げて飾るものです。その中の多くは横への広がりを意識して制作されており、吊り下げ部分は短めに、横へのボリュームは華々しく設計されています。天上の近くに設置するイメージのシャンデリアです。
一方でペンダントライトは、比較的人の目につきやすい高さに吊り下げるシャンデリアとして知られています。吊り下げの長さが長く、より近くで楽しめるよう、モチーフも縦長に設計されているのがペンダントシャンデリアです。
横へのサイズ感を気にしすぎずに設置できるというメリットがあり、家具の多い室内にも、ダイニングやリビングのソファの上にも取り付けやすい種類のシャンデリアです。アイアンや真鍮など落ち着いた色合いの金属をフレーム部分に使用したシックな照明も多いという特徴があります。
モダンシャンデリア
モダンシャンデリアとは、現代のインテリアや生活スタイルに合わせて多様化しているシャンデリアです。近年とくに増えている種類のシャンデリアで、ご自宅にお迎えしやすいという特徴があります。
使用されている素材はさまざまで、カラフルなガラスを使用したステンドグラスタイプのシャンデリア、インダストリアル風のかっちりとしたシャンデリア、シェードに木や紙を使用した和風のシャンデリア、シャボン玉が浮かび上がるように球体のガラスモチーフが配置されているバブルシャンデリアなど、カラーも雰囲気も豊富です。
ホテルや宮殿に飾っているような大きくクラシックなシャンデリアはもちろん素敵ですが、すでに完成しているご自宅のインテリアには取り入れにくいというデメリットがあります。そこで生活様式やインテリアに合わせやすいモダンシャンデリアを選ぶ方が増えているようです。
近年人気上昇中のシャンデリアで、多様な装飾照明から自分好みのシャンデリアを探しやすいというメリットもあります。
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キャンドルシャンデリア
「キャンドルシャンデリア」とは、まるでろうそく(キャンドル)の火を灯したかのような形に電球が取り付けられているシャンデリアです。キャンドルの炎のように先端が細くなった透明のモチーフの中に電球が取り付けられています。
どうしてキャンドルをモチーフとしたシャンデリアが存在するかというと、シャンデリアの誕生の頃の歴史に関係があるからです。
古代のギリシャやローマの人々は、貴重なろうそくを大切に使用するため、燭台のようなアイテムを活用していました。それが装飾的な照明となり、現在のシャンデリアのかたちへと発展していきます。その名残りで誕生したキャンドルシャンデリアもまた、クラシックなタイプのシャンデリアといえるでしょう。もちろん現在のキャンドルシャンデリアには電球やLEDを使用できますので心配はいりません。
キャンドルシャンデリアのいちばんの特徴は、モチーフと電球が上向きにつけられているという点です。多くの種類のシャンデリアが吊り下げるように下向きにモチーフが取り付けられているのに対し、キャンドルシャンデリアの場合は、立てて上の部分に火をつけるキャンドルの使用方法を真似てモチーフが上向きに取り付けられています。
クラシックシャンデリア
「クラシックシャンデリア」とは、中世から近世にかけてシャンデリアが大きく発達した時期に誕生したスタイルのシャンデリアのことをさします。上記の「クリスタルシャンデリア」や「キャンドルシャンデリア」もクラシックシャンデリアに含まれる場合があります。
クリスタル・ガラスや水晶などクラシックな素材を使用し、古き良きシャンデリアのあり方を尊重している照明器具です。上記の「モダンシャンデリア」の対義に当たり、「アンティークシャンデリア」などと呼ばれる場合もあります。
クラシックシャンデリアの中には実際に、アンティーク品のシャンデリアもあるでしょう。歴史の流れを体感することに魅力を感じる方にはクラシックシャンデリアがぴったりかもしれません。
昔から世界中で多くの人が触れてきた照明の歴史を想像しながらクラシックシャンデリアを眺めてみると、きっとどきどきすることでしょう。
アンティークシャンデリア
「アンティークシャンデリア」とは、クラシックシャンデリアにも近い種類で、アンティーク品のシャンデリアまたはアンティーク調に作成したシャンデリアのことをいいます。
壊れやすいシャンデリアの場合、アンティーク品で現存するものは世界中を見てもそう多くはありません。そのため希少で価値が高く、なかなか手に入れにくいのが現状です。そこでアンティーク風に作成されたアンティークシャンデリアも人気が高まりました。
クラシックシャンデリア同様に時間の温もりを感じることができるアンティークシャンデリア。アンティーク家具で揃えている室内や、おしゃれな空間など、アンティークの風格で雰囲気をより美しくしたいときにぜひおすすめのシャンデリアです。
ティアドロップシャンデリア
「ティアドロップシャンデリア」とは、しずく型のモチーフを複数ぶら下げたシャンデリアです。
英語でティア(tear)は「涙」を、ドロップ(drop)は「落ちる」という意味があります。女神の涙が溢れるように、美しく繊細な印象を与える装飾照明です。クリスタル・ガラスやガラスでできたモチーフをしずく型にカットして作られています。
涙や水滴のイメージに沿って、しずく型のモチーフは青や水色、淡い緑色などに着色されているものが多いのも特徴です。滴るようにみずみずしく、涼やかな色合いをしているティアドロップシャンデリアは、夏など暑い時期にぴったりの装飾照明といえるでしょう。
シャンデリアブラケット
「シャンデリアブラケット」とは、天井以外の場所に取り付けられるように設計されているシャンデリアです。ブラケットといわれるひっかけの仕組みを活用して、壁や家具の側面などに取り付けます。取り付けが比較的手軽で、サイズ感も手頃のものが多いという特徴があります。
インテリアのちょっとした隙間や廊下などにワンポイントとして使用すると、とてもかわいらしい種類のシャンデリアです。
シャンデリアのデザインを決めるポイント② / テイスト
2つめのポイントはインテリアの「テイスト」です。
畳とふすまの和室のお部屋が少なくなり、さまざまなお国のテイストを上手に取り込んだインテリアの中で暮らす方も増えてきています。シャンデリアはただの照明ではなく装飾器具としての意味合いが強いため、インテリアとの組み合わせがとても重要です。
シャンデリアを素敵に飾りたいとお考えの場合は、ぜひ取り付けたいお部屋のテイストに合わせて、シャンデリアを選んでみませんか。
北欧
北欧の暮らしに注目が集まった際に同様に人気度が上昇した「北欧テイスト」のインテリアは、柔らかくかわいらしい印象です。
北欧テイストのお部屋にぜひおすすめしたい照明はモダンシャンデリアです。なかでも淡くて柔らかい印象の照明がぴったりなのではないでしょうか。
ナチュラル
ナチュラルテイストのインテリアは、シンプルで、インテリアグリーンや観葉植物とマッチする雰囲気が特徴的です。シンプルで自然の温もりを感じるナチュラルテイストのお部屋には、明るい印象のシャンデリアはいかがでしょうか。
モチーフ部分の木や金属が白に塗られていたり、クリスタル・ガラスなど透明感のあるシャンデリアを組み合わせてみるとぐっとインテリアが華やぐのではないかと思います。
モダン
モダンテイストのお部屋とは、今風でおしゃれな落ち着いたお部屋のことをさします。デキるビジネスマンの自宅をイメージさせる室内には、アイアンを使用したシャンデリアはいかがでしょうか。
黒い金属を上手に活用したアイアンのシャンデリアは、シックでクールな印象を与えてくれます。灯の周りにシェードが取り付けられているタイプのモダンなシャンデリアもおすすめです。
ヴィンテージ
ヴィンテージインテリアとは、懐かしさや温もりを感じさせるインテリアです。室内には木製の家具も多いかもしれません。
ヴィンテージテイストのお部屋には、アンティークシャンデリアか木製シャンデリアがおすすめです。いずれも人や素材の温もりを感じさせるタイプの装飾照明で、ほっと一息つく自室を構えたい人にはぴったりのシャンデリアといえるでしょう。
クラシック
クラシックテイストのお部屋は、ホテルの一室のような豪華さが漂います。アームチェアなど猫足の家具が配置してある場合も多いでしょう。
ゴージャスでハイセンスなクラシックテイストのインテリアには、クリスタル・シャンデリアがぴったりです。透明感と輝きを併せ持つクリスタル・シャンデリアで、ゴージャスな光の反射を堪能しませんか。
アジアン
アジアンテイストとは、ファブリックや植物、カーペットなどでアジア風のインテリアを演出したものです。アジア諸国の独特の模様をセンスよく取り入れて、心が湧き立つインテリアを組みわせ、そこに装飾照明をプラスしませんか。
アジアンインテリアにはモダンシャンデリアがおすすめです。天井でクルクルとまわるパラソルのような「シーリングファン」に近いデザインのインテリアも、アジアンレストランのような仕上がりで素敵ですね。
かわいらしい甘さとスパイスが効いたシャンデリアをあなたの感性で チョイスしてみてください。きっとより素敵なインテリアが仕上がるでしょう。
コンテンポラリー
コンテンポラリーテイストとは近代的なスタイリッシュさを大切にしているインテリアです。トレンドをクールに取り入れたインテリアで、コンクリートが打ちっぱなしの壁など、幾何学的なかっこよさが感じられます。
河原郁子・シャンデリア東京がコンテンポラリーテイストとの組み合わせにぜひおすすめしたいのは、ペンダントシャンデリアです。長めのアームで小さめのプチペンダントシャンデリアを吊り下げて、落ち着きのあるインテリアを演出してはいかがでしょうか。
そのほかモダンシャンデリアも、コンテンポラリーインテリアにあった照明を選びやすいのではないかと思われます。
和
和テイストのインテリアは、本来の日本の文化を大切にし、現代人の生活のかたちに合わせて取り入れたものです。畳やふすま、竹を思わせつモチーフなどを上手にかわいらしく組み合わせているという特徴があります。
和のインテリアには、ぜひモダンシャンデリアの中の和風なシャンデリアをチョイスしてみていただきたいです。
日本の古い電灯には「笠」と呼ばれるものがついているのが一般的です。そのため和風のシャンデリアには「シェード」と呼ばれる笠のようなパーツがついているものも多いです。シャンデリアの灯をほどよく透かし、和風の雰囲気の格上げも行ってくれる和風シャンデリアのシェードは、ぜひお好みの素材のものを選んでいただきたいと考えております。
シャンデリアのデザインを決めるポイント③ / 形状
河原郁子・シャンデリア東京がシャンデリア選びに重要と考えるポイントの3つめは「形状」です。
現在、シャンデリアには多様な形とデザインのものがあります。多様な形状を比較し、それぞれの照明の個性を楽しみながらお好みのシャンデリアを探し出すのはとてもたのしい工程です。
シャンデリアによくみられる形状をいくつか紹介します。インテリアの特徴と組み合わせながら、形をイメージしてみてください。
ティアドロップ型
「ティアドロップシャンデリア」はモチーフの一つひとつがしずく型をしているのに対し、「ティアドロップ型のシャンデリア」は全体の印象がしずく型をしています。
真横からの視点で吊り下げの部分からみていくと、中盤に行くにつれて膨らんできた形が、終いにはまたすぼんでいき、しずくのようななだらかなラインを描くようデザインされているシャンデリアです。
ティアドロップ型のシャンデリアは横方向への印象は控えめで、縦方向へのインパクトが強い装飾照明です。天井高を活かしたいときや、すっとスタイリッシュな印象を演出したいときにいかがでしょうか。
円形
シャンデリアの多くが、円形にモチーフが広がっている形をしています。横方向は美しい弧を描いており、縦方向もふんわりとした印象に仕上がったシャンデリアは古くから存在し、比較的クラシックな毛お嬢と言えるのではないでしょうか。
円形のシャンデリアは、サイズが大きめのシャンデリアによくみられる形です。
ホテルやリゾート、テーマパークなど人がたくさん集まる場所や、広い空間を美しく活用したいケース、よりゴージャスな印象を演出したい場所などにおすすめのタイプのシャンデリアです。
四角形
モダンなシャンデリアには、全体の形が四角デザインされているものもあります。多くのシャンデリアで、天井と水平方向に広く、垂直方向はごく短くデザインされています。
ホテルの宴会場などにぴったりな形状のシャンデリアです。大型のシャンデリアにぴったりの形をしていますが、プチサイズにシャンデリアも引き締まった印象を与えてくれるため、素敵な空間演出が可能になるでしょう。
長方形
正方形のシャンデリアと同じように、高さはあまりなく、横幅が長いタイプのシャンデリアです。天井をしたから見たときにも縦方向と横方向の長さが異なり、きりりとしたモダンな印象を与えます。
長方形シャンデリアのよい点は、お部屋の天井の形に近いシャンデリアを探しやすいという点でしょう。縦と横の比率が3:4、6:9などと天井の形はお部屋によりさまざまですが、近い比率のシャンデリアを天井の真ん中に取り付けることができればより素敵に空間を照らしてくれることでしょう。
複雑な形状
シャンデリアはこれらのほか、複雑な形状をしたシャンデリアが多様に存在します。
「バブルシャンデリア」と呼ばれるシャンデリアは、ガラスのシャボン玉がたくさん宙を舞うようにデザインされているシャンデリアです。「シャンデリアブラケット」の場合は壁への取り付け面は平面的になっており、角度180度の範囲で広がりを見せる独特な形状をしています。
デザイン性に富んでおり、自由に室内を装飾できるのがシャンデリアの大きなポイントであり、取り付け式の照明「シーリングライト」との大きな違いでしょう。お客様のご希望のデザインもあることと思います。
河原郁子・シャンデリア東京は、型にとらわれない精鋭的なシャンデリアの制作経験も豊富にございます。お客さまのあっと驚くようなアイデアをぜひ当店のスタッフへお聞かせいただけませんか。
複雑なシャンデリアや、これまでにない形状のシャンデリアも、創業60年の装飾照明専門店である河原郁子・シャンデリア東京ならきっと素敵に手がけてお見せします。
シャンデリアのデザインを決めるポイント④ / 素材
シャンデリア選びで着目したい4つめのポイントは「素材」です。シーリングライトと異なり、シャンデリアは一つひとつ使用されている素材が異なる、特殊な照明器具です。
主にパーツの部分と、パーツを繋ぐフレームの部分に分かれて素材を選び、組み合わせてデザインされるシャンデリア。好みの素材や色合い、素材が醸し出す雰囲気などを比較して、好みのシャンデリアを検討しましょう。
ガラス
ガラス製のシャンデリアは透明度が高く、美しいシャンデリアに仕上がります。パーツの部分にガラスを使用するのが一般的です。
丸くカットしたガラスいくつも連ねたシャンデリアも素敵ですし、大きめのガラスカットをアクセントとしたシャンデリアも素敵です。なかにはランプシェードの部分にガラスを使用している照明もあるでしょう。
ガラスという素材の面白い点は、着色が可能なところにあります。
色付きガラスを使用すればカラフルでポップな印象のシャンデリアが仕上がります。またさまざまなカラーのガラスを組み合わせれば、ステンドグラスのような光の介具合が美しいシャンデリアとなるでしょう。
ガラスは、クラシックな素材でありながら遊び心もたっぷりな素材です。
クリスタル
クリスタル、またはクリスタル・ガラスと呼ばれる素材は、ガラスに比較してより透明度の高い素材です。光を美しく反射するほか、カットに工夫を施してパーツを組み合わせれば、素材が持つ以上のまばゆい輝きを楽しめるようシャンデリアが出来上がります。
クリスタルも昔ながらのシャンデリアに使用される伝統的な素材です。また当店のお客さまからの一番人気を誇る種類のシャンデリアでもありますので、シャンデリアをご希望の際はぜひクリスタル製のシャンデリアをチェックいただけましたら幸いです。
アイアン
アイアンとは「鉄」を意味する言葉ですが、シャンデリアの素材を指す場合には、黒くてシックな金属を意味します。主にシャンデリアのフレームとして使用され、パーツを繋ぎ合わせる部分に活用されます。稀にモチーフまでアイアンで形取ったシャンデリアもあり、暗さが特徴でインダストリアル調のクールな印象をたのしめます。
アイアンは平らに平たく伸ばされているタイプと、筒状の金属を使用しているタイプとあり、それぞれに異なった風合いを楽しめるのが魅力です。
天然木
モダンシャンデリアなどには、天然の木を使用したシャンデリアが存在します。白い木や、赤みがかった木、表面をいぶして暗い炙り模様をつけている木など、色合いがさまざまです。
また天然素材ならではの木目をたのしめるので、自然のぬくもりが好きな方にはぜひおすすめしたいシャンデリアです。ナチュラルテイストのインテリアにもぴったりでしょう。
シャンデリアにおいて天然木はフレームの部分に使用される場合が多いですが、木をカットしたモチーフをほかの素材のフレームが繋ぎ合わせている場合、モチーフもフレームも木でできている場合など、多様なデザインのシャンデリアを選択できるのもたのしいですね。
真鍮
真鍮(しんちゅう)とは、銅と亜鉛を組み合わせた合成金属です。マットなカラーのゴールドのような印象で、落ち着きがありぬくもりを感じさせる素材です。
シャンデリアでは主にフレームの部分に使用されます。ガラスやクリスタルのモチーフと組み合わさるとクラシックでアンティークな印象となり、天然木のモチーフと組み合わさるとあたたかな印象となります。
真鍮を使用したシャンデリアは、アンティークな雰囲気の中でも「キャンドルシャンデリア」デザインのものが多いです。上向きできりりとしている凛としたシャンデリアは、風格を感じさせる素敵なインテリアアイテムとなるでしょう。
さまざまなシャンデリアのデザインを間近で見れるショールーム
シャンデリアには誠に多様な種類があることをお分かりいただけたでしょうか。
豊富な種類を見比べるのもちろんたのしいですし、シャンデリアの購入をご検討されている場合は「どのデザインにしようかな」と迷っていただく時間もとてもたのしいものです。
そこで河原郁子・シャンデリア東京では、より多くのお客さまに専門店クオリティのシャンデリアをご覧いただくためのショールームをご用意しております。ご予約をいただくことでよりスムーズなご案内が可能となり、担当スタッフがヒアリングさせていただくこともできるようになります。
河原郁子・シャンデリア東京のホームページにはショールームの予約専用フォームがございますので、ぜひご活用ください。
さまざまなシャンデリアのデザインをご覧いただき、一つひとつ手作りで作成した装飾照明の美しさを実際に見ていただける機会をぜひおたのしみくださいませ。河原郁子・シャンデリア東京のスタッフ一同、お客さまのショールームお越しをお待ちしております。
河原郁子・シャンデリア東京
河原郁子・デザイン・ニューヨーク
河原郁子・シャンデリア東京は、1964年にニューヨークで創業した老舗の特注シャンデリア専門店です。世界中から高い評価を受けており、世界に一つだけのカスタムメイドシャンデリアにこだわっています。
法人企業様から個人オーナー様まで、幅広い顧客層に合わせたシャンデリアのデザイン・製作を行っています。また、シャンデリアの取り付けや修理、クリーニングも請け負っています。
河原郁子・シャンデリア東京のショールームには、常に300点以上のオリジナルシャンデリアが展示販売されています。熟練のエンジニアが屈折率、反射率、カットなど全てを計算し尽くして作られたシャンデリアは、他社とは輝きがが違うと好評です。
河原郁子・シャンデリア東京は、これまでに東京ディズニーシーやユニバーサルスタジオ、リッツカールトンホテルシンガポールなど、数多くの有名施設にシャンデリアを納品しているシャンデリア業界のパイオニアです。